こんにちは、スタッフのかねこです。
5回目の更新。よかった、続いています。
広告、つくっていますか。今回はキャッチコピーのターゲットのはなしです。
フェイスブックの更新も、ホームページの更新も文章を書くときにどこか他人事になっていませんか?
皆に届くのではなく、ある一人に届く言葉を
『君とってもかわいい、美人だね。』
なんて、いい言葉に聞こえるかもしれませんが、
これを100人の女性に言う人は、あんまり信用できませんね。
それ誰にでも言ってるでしょう?ってなっちゃいますね。
『その新しいヘアスタイル、新鮮でいいね!』とか
『今日のコーディネートは、あなたのクールな雰囲気にぴったりでおしゃれだね!』とか
『今日の靴は一段と似合ってるね!』とか、
具体的で、自分に対してだけ言われたもののほうが、
言われた方はずっと気持ちがいいです。
同じ文章で書かれた多くの人向けのラブレターよりも
ある人に書かれた1通のラブレターの方が訴求力があるということです。
ターゲット像をより具体的に絞ると『その人』に届く
キャッチコピーもこれと同じで、相手が誰でもいい言葉より、
誰か一人に届けたい言葉の方がずっと効果があります。
同じ商品をセールスするときも、冒頭に入れる言葉ひとつでターゲットをグッと絞ることで
『今これはあなたに届けています』という訴求力がアップします。
『これを見ているあなた』
↓
『これを見ている主婦のあなた』
↓
『これを見ている40代主婦のあなた』
↓
『これを見ている新潟県在住の40代主婦のあなた』…etc
どんどん具体的にしていきましょう。
無差別1000人が同じキャッチコピーを見て、1人しか『自分の事だ』と思えないより
ターゲットに該当する100人のうち1人が『自分の事だ』と思える、
これは単純に1/1000の反応率が1/100になるわけですから、
効果が10倍に跳ね上がっているということになります。
ターゲットを具体的に絞ったら、その人に向けたラブレターを作る
具体的な相手が決まったら、あとは広告する媒体です。
今は様々な統計から、ユーザーの年齢、性別、興味のある分野を絞り込むことが容易になりました。
例えばtwitterのコアユーザー。
『18歳から24歳』の『日本人』の『男女』のうち40%以上が
月に何度もtwitterにアクセスして何かを発信しています。(2015年のWEB調査より)
つまり、この年齢層に受けてほしい商品を取り扱っているなら
Googleに広告を出すよりも、ツイッタープロモーションの方が
反応率がいいかもしれません。
今年話題になった『ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~』というアニメ映画は
最初から『郊外に住む』『スマホを持っている』『動画を楽しんでいる』『中高生』をターゲットとして、
Youtube、スマートフォン上の広告のみに絞ったことで
とても高いコンバージョン率(反応率)をたたき出しています。
参考:http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1606/14/news033.html
見てほしい相手によって広告の形や出す場所を変えることが、
今後はもっと当たり前で、具体的になっていくと考えられています。
あなたの会社の商品・サービスは『誰』に届けたいですか?